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村長行政報告要旨 議会9月定例会議 2022年度

1 新型コロナウイルス感染症関連について

新型コロナウイルス感染症は、7月以降に「第7波」として全国で感染者が急増し、県内においても7月中旬に2日連続で800人を超えたため、県は同月22日に感染警戒レベルを「2」に引き上げました。その後、8月18日には、最大確保病床数に対する病床使用率が初めて65%を上回り、同日に「BA.5対策強化宣言」を発出し、徹底した換気を中心とする感染防止対策や発熱等の受診希望者に対する医療・相談体制の強化等の対策を講じておりますが、未だ感染者数は増加傾向にあります。
このような中、60歳以上と18歳以上の基礎疾患をお持ちの方に対して、4回目のワクチン接種を7月20日から計画的に進めており、8月29日現在で34%の接種率となっております。
また、今後の新たなワクチン接種計画につきましては、国より10月半ば以降にオミクロン株(BA.1型)と従来株に対応した2価ワクチンの接種を初回接種完了者全員に対して実施することを想定して準備をするよう通知があったため、詳細が決まり次第に住民へ周知し、実施してまいります。
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金事業については、順調に進ちょくしており、4月から実施していた宿泊助成事業は、8月末で終了し、実績は集計中ではありますが、延べ7,000泊を上回る見込みとなっております。
応援クーポン事業については、7月下旬から順次クーポン券を配布しております。使用期限が来年1月31日までとなっておりますので、期限内の使用を促進してまいります。
事業継続支援事業については、8月8日から支援金の申請受付を開始しております。この事業は、個人事業主や村内に事業所を有する法人など村内事業者の事業継続を支援するものであり、対象となる事業者の皆様には、この制度を活用していただきたいと思います。
農業関係については、主食用米等作付支援事業における今日現在の交付実績は、種もみについては、交付者59名・1,871キログラムで金額は56万1,300円、苗は、交付者80名・3万2,554枚で金額は325万5,400円、合計で381万6,700円となっております。稲作も終盤になっておりますので、受給該当者に係る補助金の交付は、ほぼ終わっていると見込んでおります。
また、原油価格高騰対策農業者支援事業については、今後、交付対象が固まり次第、交付対象者へ個別に通知し、順次、交付事務を進めていく予定としております。

2 財政状況について

令和3年度の普通会計決算は、実質収支、単年度収支ともに黒字となり、基金収支を含めた実質単年度収支も3億9,277万円の大幅な黒字で、前年度まで4年連続となっていた赤字が解消されました。
財政健全化法に基づく健全化判断比率の状況は、実質公債費比率は前年度から0.5ポイント増となる16.2%、将来負担比率は前年度から29.3ポイント減となる17.3%となりました。また重要指数である経常収支比率は90.5%と前年度から9.9ポイントの減少となっております。
実質公債費比率を除く各指数で改善傾向が見られましたが、主な要因は令和2年度国勢調査に基づく普通交付税の増額となっています。次回の国勢調査までの間に、一定規模の普通交付税額が見込まれることから、財政状況は好転しつつある状況にあります。
しかし、依然として公共施設の老朽化による財政需要が常に見込まれるため、財源の確保には継続して取り組んでいく必要があります。今後は基金の活用と併せた公共施設の老朽化対策を実施しつつ、断続的な繰上償還による交付税算入率の上昇、また、これによる経常収支比率をはじめとした各指標の改善を図り、財政健全化に努めてまいります。

3 わらび座とのフレンドリータウンに関する協定について

7月7日、演劇や民俗芸能を通じた地域振興をはじめ、青少年の健全育成や文化・観光振興を目的として、一般社団法人わらび座との間でフレンドリータウンに関する協定を締結しました。今後は、相互の連携・協力を推進し、地域活性化に向けた様々な取り組みを具体的に検討してまいります。

4 定住促進住宅建設事業について

去る8月8日、定住促進住宅の地鎮祭が執り行われました。また、8月10日には、田子内地区住民を対象とした事業説明会を開催しております。
今後、住宅建築工事が本格化し、工事車両の通行などで近隣住民の皆様には御迷惑をおかけしますが、御理解と御協力をお願いいたします。
完成予定は1月下旬で、2月から入居可能の予定となっておりますが、少しでも早く入居できるよう工事を進めているところであり、入居者募集は12月上旬に開始する予定となっております。
なお、住宅の名称を既存の定住促進住宅と区別するため「移住定住住宅」とし、本定例会議に条例案を提出しておりますので、よろしくお願いいたします。

5 栗駒山荘大規模改修事業について

本年度の栗駒山荘大規模改修事業については、建築工事が8月23日に完成しております。機械設備工事についても順調に進ちょくしており、予定どおり10月に完成する見込みとなっております。
なお、現下の世界情勢等により資材の調達に大幅に時間がかかることなどが想定されることから、令和6年度までの工事について継続費を設定して契約したいと考えており、補正予算案に計上しております。
これにより、資材の確実な確保と栗駒山荘の立地上、現地での作業期間が限られている中で冬期間における工場での各種製作作業等が可能となり、計画的に事業が進ちょくする見込みとなっております。

6 ふるさと納税について

4月からふるさと納税運営業務を株式会社ウィルドリブンに委託しております。この会社のノウハウを活かし、魅力的なふるさと納税ポータルサイトの制作・運営をはじめ、返礼品の発送業務、返礼品の提供事業者の新規開拓及び新たな返礼品の企画提案など、ふるさと納税業務の全般を担っております。
また、7月末時点での本村へのふるさと納税寄附実績は、652件で523万5,000円となっております。昨年同時期と比較して、件数で31件の減、金額で75万6,000円の増となっており、引き続き、受託事業者等との連携を密にし、更なる寄附の促進に努めてまいります。

7 東成瀬テックソリューションズ株式会社について

7月29日、地域交流センターゆるるんにおいて、東成瀬テックソリューションズ株式会社の成果報告会が開催されました。これまでの取り組みの紹介や社員による村や仕事に対する思いについての熱いスピーチ、また、近藤社長から今後の会社運営についての説明がありました。会場への来場者とYouTubeライブの視聴者を合わせて約200人の方がこの報告会に参加しております。
なお、11月下旬に決算報告会を予定しているようですので、多くの方に御参加いただきたいと思います。

8 観光イベント関連について

新型コロナウイルス感染拡大により中止していた「仙人修行」が3年ぶりに7月30日から2日間の日程で開催されました。日程の短縮や参加定員数を減らすなど規模を縮小して行われた今回の仙人修行には、県内外から12名が参加し、全員無事仙人に認定されました。更に、5回目の参加となる阿部まみ子さん(秋田市)には「名誉仙人」、15回目の参加となる安住勝志さん(仙台市)には「青龍仙人」の認定証書が授与されました。
また、8月12日、夢・なるせ直売所において開催された「お盆の市&赤べご等即売会」では、この日限定の「焼肉・ステーキ用短角牛肉」の販売のほか、野菜の詰め放題などが行われ、多くの方に御来場いただきました。

9 第三セクター関連について

ホテルブランは、県民割や村の宿泊助成により昨年同時期と比べ売上げ、利用者数ともやや増となっております。
栗駒山荘は、改修工事の影響で宿泊可能部屋数が少なくなっていることなどから、昨年同時期より売り上げ、利用者数とも減となっております。特に日帰り入浴客が減少している状況です。
今後は、紅葉シーズンの繁忙期になるとともに、県民割の延長が決まったことから、入り込み客の増加に期待しております。

10 敬老会の開催中止について

9月の敬老会については、新型コロナウイルス感染症の状況を考慮した結果、参加者の健康と安全を第一に考え、昨年度に引き続き「中止」としました。
73歳以上の対象者全員には、同月中に各地域づくり団体の協力を得て、祝い状と祝い品をお届けする予定としております。

11 消防防災関連について

7月3日、東成瀬村消防訓練大会を3年ぶりに小型ポンプ操法の部のみで開催し、第3分団第3部が優勝しております。
その後、7月31日に湯沢市で開催された、湯沢市雄勝郡支部消防訓練大会では、小型ポンプ操法の部で村代表の第3分団第3部が大会四連覇、規律訓練礼式の部で第2分団が第3位となりました。
更に、第3分団第3部は、8月20日に由利本荘市で開催された第59回秋田県消防操法大会に支部代表で出場し、出場9チーム中第4位となり入賞には一歩及びませんでしたが、過去最高の成績を収めました。
また、8月30日には本村を会場に8年ぶりに湯沢市雄勝郡総合防災訓練が開催されました。新型コロナウイルス感染対策により全体的に内容を縮小しての実施でしたが、各関係機関の協力により様々な訓練を行うことができ、今後の災害対策に活かしてまいります。

12 簡易水道事業について

地域住民皆様の御理解と御協力により、事業は順調に進ちょくしており、約40%の進ちょく率となっております。現在は主に岩井川・入道地区の配水管布設工事を行っており、今後は各家庭の給水管布設工事を引き続き実施する予定となっております。
工事期間中は交通規制などで御迷惑をおかけしますが、早期完成に向け努めてまいります。
また、去る8月5日、秋田県議会福祉環境委員会による県内調査が本村で実施されました。調査事項は「水道事業基盤の強化推進について」であり、出席された福祉環境委員会委員と湯沢市雄勝郡選出の住谷達議員の8名に対し、村統合簡易水道事業について説明を行いました。

13 需要に応じた米生産について

県の情報によりますと、全国的な米の需要量の増加に伴い、全国の6月末在庫量は1万トン減少したものの、米価の安定が見込まれる200万トンを大きく超過している現状です。本県の3年産米は大幅に作付転換面積が増加しましたが、需要量は前年よりも減少したことに加え、昨年は作柄が良かった影響もあり、更に在庫量は増え、適正在庫量とされる12万トンを2万トン超過しているとのことで、在庫量の増加に伴い、4年産米の米価下落が懸念されるところです。
村としましては、今後も農業者が米の需給バランスを考えた取組を円滑に進められるよう、米の需給見通し等の情報提供や支援を講じてまいります。

14 水稲の作柄状況について

本年度の水稲については、6月は一時低温が続きその影響が心配されましたが、7月の気温は平年並みからやや高く推移し日照も安定したため、全体的には順調な生育状況にあると考えております。しかし、8月に入ってからは降雨の日が続き、日照時間が少なく、登熟が緩慢に推移しております。出穂期にも差があるため、刈取り時期にも幅がでるものと予測されます。
これから収穫期を迎えますが、農家の方々には農作業の安全確保に一層努めていただき、また、大型台風の通過や低温障害などの自然災害が発生しないことを願い、よりよい出来秋となるよう期待しているところであります。

15 建設事業関連について

村の建設事業については順調に進ちょくしており、社会資本整備総合交付金事業は、計画していた工事は1件を残して発注済みとなっており、降雪前の完成に努めております。
また、補正予算により措置した各種測量設計業務については、発注準備を進めており、次年度以降の工事着手を目指しております。

16 ジュネス栗駒カントリーパークについて

ジュネス栗駒パークゴルフ場は、8月28日現在の利用者数が3,950人で、前年同期に対し443人の増となっております。新型コロナウイルス感染拡大による移動制限が緩和されたことが要因と考えております。今後も、感染症対策には十分留意しながら運営してまいります。

17 成瀬ダム事業関連について

ダム本体工事については、現在、堤体打設を行っており7月末時点において約35%まで進ちょくしております。なお、6月には一月あたりの打設量が22万立方メートルに達し、ダム堤体の月間打設量の日本新記録を達成しております。また、国道342号付替工事については、終点部である2号橋の橋面舗装を施工中であり、来春の開通に向け、仕上げ段階の工事が進められております。
今年度の成瀬ダム工事事務所と本村の共同開催である特別見学会については、10月下旬に開催予定の村産業祭と合同で実施する「成瀬ダム特別見学会」を計画しており、その他の見学会として、「なるせダムアドベンチャーバスツアー」を引き続き実施する予定であります。成瀬ダム現場見学会については、新型コロナウイルスへの感染状況に注視しながら計画してまいります。

東成瀬村