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村長行政報告要旨 議会9月定例会議 2020年度

1.令和2年7月豪雨関連について

7月豪雨では九州から東北地方にかけて甚大な被害が発生し、協定などを結んでいる3団体に対する義援金を補正予算に計上した。
災害はいつでもどこでも起こりうることを常に深く認識し防災対策に努める。

2.新型コロナウイルス感染症関連について

全国的に集団感染が拡大傾向にあり、8月上旬に秋田市で県内初の集団感染が確認された。集団感染はいつどこから発生するか分からない状況であり成人式は延期し、9月の敬老会は中止とした。
村民1人当たり1万円分を配布した応援クーポン券の利用状況は、8月末現在で約900万円分が換金されている。国から地方創生臨時交付金2次補正分の予算配分が示され、全15事業に1億6,863万円の補正予算を計上した。

3.財政状況について

令和元年度の普通会計決算は形式収支、実質収支、単年度収支は黒字となったが、基金収支を含めた実質単年度収支は5,853万円の赤字となり厳しい財政状況が続いている。経常収支比率は101.4%で前年度に対し1.6ポイント悪化し、財政の硬直化が一層顕著になっている。
地方債の繰上償還として1億2,486万円の補正予算を計上しており、ここ数年は計画的な繰上償還が必要になると認識している。

4.国勢調査について

5年に1度の国勢調査が実施される。調査日は10月1日現在となっており、9月中旬から10月上旬にかけて調査員である村職員が、調査票の配布及び回収のため各家庭を訪問する。

5.地域おこし協力隊について

今年度は4名の地域おこし協力隊を採用することとした。8月31日に4人目の隊員が着任し、農林・物産振興を図るため農林課に1名、ユーチューブによる情報発信で観光振興を図るため企画課に3名を配属した。

6.特定地域づくり協同組合について

地方の人口急減を抑止し、地域の担い手を確保する新たな枠組みとして「地域人口の急減に対処するための特定地域づくり事業の推進に関する法律」が6月4日に施行された。本村は、事業対象自治体となっており、今年度中の事業認定と組合設立に向けた準備を進めている。

7.ふるさと納税について

8月末現在で538件、571万5,000円、前年度同期よりも件数で45件、金額で174万5,000円の増加となっている。

8.移住定住対策について

今年度の移住定住対策として田子内と滝ノ沢地区の空き家2軒の改修を行う。今後も空き家等の活用を推進し、移住定住対策に努めていく。

9.第3セクター関連について

昨年度の会社の決算は、従業員不足による栗駒山荘の宿泊制限に加え、冬期間の積雪不足と2月下旬以降の新型コロナウイルス感染症の影響により赤字決算となった。現在、栗駒山荘は、秋田県が発行した「プレミアム宿泊券」、村が発行した「応援クーポン券」により、何とか前年並みを維持している状況となっている。

10.介護保険事業計画等の策定について

令和3年度を初年度とする第8期介護保険事業計画等策定の年度に当たり、「介護予防・日常生活圏域ニーズ調査」と「在宅介護実態調査」の2種類のアンケート調査を実施し、調査の集計と分析、計画骨子案の作成を進め、策定委員会の意見を伺い、計画の策定を進める。

11.コンビニ交付サービスについて

コンビニ交付サービスは、新型コロナウイルス感染症の影響により、機器の調達に遅れが生じ、当初予定よりも1か月遅れて、11月から開始する。

12 子育て世代包括支援センターについて

平成28年の母子保健法改正に基づき、全国の自治体に対して、子育て世代包括支援センターの設置が義務化され、来月から「東成瀬村子育て世代包括支援センター」を開設し、対象者の様々な相談に応じて、妊娠・出産・子育てを支援していく。

13.インフルエンザ予防接種について

新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、インフルエンザへの警戒も高まり、ワクチンの接種を希望する人が増加すると予測され、村では国の方針に沿って優先度の高い順に接種を勧奨することとしている。必要なワクチンを確保するとともに、昨年同
様に接種費用の助成も行っていく。

14.簡易水道事業について

今年度予定した工事はすべて発注済みとなっており、幹線道路への水道管布設工事は、現場作業をほぼ終了した。今後は、主に中部地区浄水場での機械電気設備の設置工事や岩井川配水池の築造工事を引き続き進め、工期内の完成に努めていく。

15.需要に応じた米生産について

米の需要が減少し、全国の6月末在庫量は、米価の安定が見込まれる200万トンを超過している。県の需要量も前年より減少し、在庫量は、適正とされる12万トンを1万トン超過している。について
水稲は、例年に比べ降水量が多かったため、倒伏やいもち病等の発生が懸念されたが、出穂期を過ぎてからは、生育も順調で、稲刈り作業は早まるものと予想している。

16.村産業祭について

村産業祭は、10月23日と24日の2日間とし、農産物等の展示・販売を中心に開催する方向で進めている。新型コロナウイルス感染症対策として、例年の内容を縮小して実施する予定。

17.獣被害対策について

村内でツキノワグマが多数出没しており、7月には岩井川地区で人身被害、8月には椿台の畜舎内堆肥施設にクマが入り込む事案が発生した。8月末まで、ツキノワグマ22件、イノシシ7件、ニホンジカ2件の目撃情報が寄せられている。

18.建設事業関連について

今年度予定の村工事は、秋の安全施設工事を残し発注済みで、計画通り進んでおり、降雪前の完成を目指す。パークゴルフ場の利用者数が8月20日現在で3,137人となっており、前年同期と比較し大幅な減少となった。県事業は、村内の工事として国道6工事、県道3工事、河川2工事、地滑り1工事が発注されている。横手東成瀬線は工事のため、入道より先が通行止めとなっている。

19.成瀬ダム事業関連について

ダム本体工事、基礎掘削や堤体打設を行っており、7月末時点で基礎掘削は94%の進ちょく、堤体打設は保護コンクリートやCSG等の打設を進めている状況で、CSG打設については、ブルドーザと振動ローラによる自動施工化を開始している。国道342号の付替工事である2号橋については上部工の施工を開始、付替林道については工事用道路を施工している。
ダム事業に係る従事者数は7月末現在で646人となっており、前年同期と比較し96人少なくなっている。

東成瀬村