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村長あいさつ

このたびの村長選挙におきまして皆様からの御信任を賜り、無投票当選の栄に浴し、第15代村長として村政をお預かりさせていただくことになりました。
村制施行以来133年の歴史を紡いできた伝統ある本村政の舵取り役を託され、改めて責務の重大さに身の引き締まる思いであります。歴代村長が進めてこられた歩みを止めることなく更に前進するよう、これまでの行政経験を生かし誠心誠意職務を全うしてまいる所存でありますので、どうぞよろしくお願いいたします。
現在、本村では令和8年度を期限とした国直轄の成瀬ダム建設事業が実施されており、先の国勢調査では人口が増加に転じました。これにより税収などが増加し、財政は一息つける状況にあります。しかしながら、この事業終了とともに人口が急減し、本格的な少子高齢化の到来と財政の悪化が懸念されております。
そうした事態に対処するため、今後4年間の任期に取り組む基本方針として、人口減少対策などの総合戦略を内包した「第5次東成瀬村総合計画」の着実な推進、高齢化・担い手不足に向け「雪対策を考慮した生活環境整備」、人口減少に伴う財政規模縮小に備え「財政の健全化」の3項目を掲げ、強固な行財政基盤を築いていくことを公約といたしました。
また、この基本方針の前提として、これからの高齢社会へ適切に対応し、村民皆様の健康と安全安心に重点を置き、健康づくりや生きがいづくりを更に推し進めることが重要と考えております。
コロナ禍により様々な活動の拘束や縮小を余儀なくされ、これまで遭遇したことのない新たな課題や挑戦が求められるなど行政課題は山積しております。これら課題解決には議会との対話を基本に村民の皆様に寄り添い「気づく、考える、行動する村政」をスローガンに掲げ、「人口が減少する中でも、安らぎを実感できる活力ある村づくり」に職員と一丸となり全力で取り組んでまいりますので、御理解と御協力を賜りますようお願い申し上げ、就任の御挨拶といたします。

令和4年6月1日

東成瀬村長 備 前 博 和

東成瀬村