令和元年度「さわやかなるせ仙人の郷基金」 実績及び活用状況
1 令和元年度寄附件数及び寄附金額の実績
寄附件数 1,167件 寄附金額 12,870,000円
【希望する使い道別内訳】
寄附金の使い道 | 件数 | 寄附金額 |
---|---|---|
豊かな自然環境を守る事業 | 358件 | 3,515,000円 |
歴史的史跡や伝承芸能等の歴史と文化を守る事業 | 42件 | 290,000円 |
活気あふれる個性的な村づくりのための事業 | 67件 | 670,000円 |
学校や後輩のための教育に関する事業 | 224件 | 2,190,000円 |
使途は限定しません(東成瀬村におまかせ) | 476件 | 6,205,000円 |
合 計 | 1,167件 | 12,870,000円 |
2 令和元年度さわやかなるせ仙人の郷基金の状況
平成30年度末基金残高 | 18,218,024円 |
基金積立金(利息含む) | 12,871,208円 |
基金取り崩し額 | 6,100,000円 |
令和元年度末基金残高 | 24,989,232円 |
3 さわやかなるせ仙人の郷基金の活用状況
寄附金の使途 | 活用金額 |
---|---|
豊かな自然を守る事業 | 1,796,000円 |
歴史的史跡や伝承芸能等の歴史と文化を守る事業 | 159,000円 |
活気あふれる個性的な村作りのための事業 | 451,000円 |
学校や後輩のための教育に関する事業 | 3,694,000円 |
合 計 | 6,100,000円 |
4 さわやかなるせ仙人の郷基金活用状況紹介
令和元年度分として活用させていただいた事業の一部を紹介します。
豊かな自然を守る事業
長期経営委託による公有林管理
本事業では、下刈や除伐等の森林施業を行う業務を委託しました。
適切な森林施業は、森林が持っている「緑のダム」としての機能の維持や、動植物にとって住みよい環境を整えることにつながり、自然環境の保全に寄与します。
除伐作業
歴史的史跡や伝承芸能などの歴史と文化を守る事業
成瀬の方言収集保存事業
方言は、その地方の文化・歴史・生活習慣を内包する貴重な文化財産であり、東成瀬村においても方言を収集し方言集を作成しました。現在は、活用事業として方言を使った寸劇などを披露する「さぁシャベローゼ大会」の開催や方言を使った「川柳等」を募集し、応募作品を村民に披露しています。
村民が方言への理解を深め、良さを実感し郷土を思う気持ちを高める機会を設けることができました。また、村民同士が大会等で集い、方言を聞き、笑い、しゃべりと親睦を深めることができました。

仙人の郷流「俳句・川柳」
活気あふれる個性的な村づくりのための事業
地域づくり推進事業
田子内、岩井川、椿川、大柳(旧分館単位)の4地域において、歩け歩け大会やパークゴルフ大会、夏祭り、文化祭など自主的な地域おこし活動を行いました。
地域全体が本事業を通して連携や交流をすることで、コミュニティ活動に対する意識を向上させ、推進と村民の親睦を図ることができました。
田子内歩け歩け大会
学校や後輩のための教育に関する事業
中学校村単講師の採用
個に応じた指導の充実を図るため、村が独自に講師(臨時)を採用し、東成瀬中学校に配置しております。指導体制の強化と小中連携教育など村の特色ある教育活動の充実が図られました。

村単講師による授業